胡蝶蘭の植え替え方と植え替えた後の注意点

お店や事務所を開いた時など、胡蝶蘭をもらう機会は多いですよね。胡蝶蘭やシンビジュームなど、蘭が好きで育てているという人も多いのではないでしょうか。しかし胡蝶蘭は気候の変化に弱いため、きちんと手をかけて座ってなければいけません。ここではそんな胡蝶蘭の植え替え方法について紹介します。

●胡蝶蘭を植え替えることのメリット
なぜいちいち植え替えなければいけないのかと思う人もいるかもしれません。切り花ではなく鉢で胡蝶蘭を手にいれたのであれば、植え替えをすることによって長く楽しむことが可能になるのです。特に3本立てや5本立ての寄せ植えで花が落ちた場合、そして2年以上植え替えをしていないという場合、根が成長して苦しくなっているかもしれません。ですから植え替えことが大切です。
そして植え替えるならば春にしましょう。胡蝶蘭は寒さに非常に弱く、真冬に植え替えると枯れてしまう可能性があります。ですから暖かい時期を選びましょう。病気の場合はいつでもとにかく早く植え替えることが大切です。

●胡蝶蘭の植え替え方
胡蝶蘭は根が鉢にくっついていることがあります。無理矢理引き剥がそうとしてしまうと根が傷ついてしまうことがありますので、事前に水をあげましょう。根が水分を吸収することにより、はがしやすくなります。そしてこの根に合わせて植え替えをしていかなければいけません。例えば鉢植えの胡蝶蘭の場合、ミズゴケやバークなどの鉢に植えられていることが多いですが、これに合ったものを使わなければ枯れやすくなってしまうのです。また、くれぐれも土に植え替えてはいけません。胡蝶蘭は土で育つものではありません。
まず用土を用意しましょう。そしてミズゴケだったならば素焼き鉢、ヨードだった場合はポリポットの鉢を準備することが大切です。また、大きめのものではなく小さめのものを用意しましょう。4号から5号の大きさが適切です。もしも寄せ植えをされているものであれば、1株1株分けて植え替えましょう。つまり、株の数だけ鉢を用意する必要があります。
まず、鉢から根を探したら、そこについているミズゴケや痛んだ部分をきれいに取り除きましょう。そして優しく根を広げていきます。ミズゴケの場合は湿らせた水ゴケを丸め、そこに胡蝶蘭の根を巻きつけて行きます。鉢の底に軽石を入れ、ミズゴケと一緒に胡蝶蘭を入れましょう。この後、20日ほどは水を与えてはいけません。その後、10日に1回ほど、コップ1杯程度の水を与えます。
パークの場合はまずパークを鉢の中に一掴み入れます。次に固形肥料を加え、さらにパークを一掴み入れます。肥料が根に直接くっつかないように気をつけましょう。胡蝶蘭を鉢の中に入れたら周りにパークを敷き詰めましょう。その後1週間は水を与えず、7日に1回程度、コップいっぱいほどの水を与えるようにしましょう。
胡蝶蘭を植え替えるときには1株ずつ植え替えるという事、植え込み材を合わせるということ、そして根を傷めないように扱うということを注意しましょう。根をきる必要があるときにはきれいに拭いてハサミを使うことが大切です。ミズゴケは絡まりやすくなりますので、丁寧にはがしましょう。

●植え替えた後にすること
しかし、多くの人は胡蝶蘭を植え替えてもその後が心配だと感じるのではないでしょうか。植え替えた直後は水やりをせず、様子をみましょう。
また、春や夏は胡蝶蘭が大きく成長する時期になりますので、特に水を必要とします。様子を見ながら水を与えることが大切です。
もしも根が腐っていた、病気になっていた、などという時に植え替えをした場合、特に様子を見る必要があります。根が水を吸収できないほど弱くなってしまっている場合、落ち着くまでに時間がかかることがあります。2週間ほど水をあげずに様子をみても良いでしょう。水をしっかりと吸収できない場合、いつまでたってもミズゴケが乾かない、などということがあります。そんな時にさらに水をあげてしまうと、蒸れてしまうために病気を引き起こしてしまう可能性が高まります。しかし、水やりをしない間でも霧吹きなどで葉っぱを濡らすことが大切です。これは毎晩行うようにしましょう。
また、胡蝶蘭は直射日光が苦手ですから、置く場所には充分気をつけましょう。風通しが良い場所を選ぶことも大切です。窓際のレースのカーテン越しが良いと言われています。また、風があまりにも強いと胡蝶蘭が呼吸できなくなってしまいますので、エアコンや扇風機の風は避けなければいけません。一般的には窓やドアを頻繁に開けるタイミングがある部屋が良いとされており、リビングルームが適切だと言われていますが、家庭によって環境が変わりますので自分の家の配置をしっかりと踏まえ、置く場所を考えましょう。直射日光を遮ることができるならば庭においても構いません。風通しが良く、直射日光が当たらない場所であれば35度の気候までは大丈夫です。室内で育てるならば35度ではなく30度ほどに収めましょう。

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